ここは神戸芸術工科大学メディア芸術学科が運営するホームページです。
学校でのイベントや、学生の制作した作品、さらに卒業生の活躍などの情報を主に掲載していきます。
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メディア芸術学科の色んな情報を知りたい人はチェックしてみてください。
メディア芸術学科は、「まんが・コミックイラスト」「映画・映像」「アニメーション」「CG ・ゲーム」の4つのジャンルを横断した学科です。
「メディア芸術」の大きな特徴としては、一つ目は「技術的進化」への対応、二つ目には「物語」への関与があります。
前者は、現在ではコンピュータソフトを使うデジタル技術がそれに相当します(過去には「印刷」「写真」「映画」などの技術的革新があり、それに応じて作品が刷新されました)。
後者の「物語」というのは、自己と社会をどのように関連づけていくのかということです。人間は一人で生まれ、一人で死にます。ですが、それ故に「社会」と人間は、関係を結ぶ方法を模索します。その鍵となるのが「物語」であり、本学科では物語の作り方を学ぶことを重視しています。
Manga Creation and Comic Illustration Course
「まんが」は今や世界的に「MANGA」という名称で通じる日本の誇るメディア芸術となっています。本学では、この「まんが」の魅力を『物語』『演出』『作画』の三方向から分析し、作品を創るための学習方法を教えていきます。
特に本学では『物語』についての教育を重視しています。その理由は、『物語』の理解こそが「社会」と「個人」を繋ぐ役割を果たし、青少年層の情操教育にとって重要なものであると考えているからです。社会との軋轢に悩みがちな青少年層に取り、『物語』のもたらす希望や癒しは明日への糧となります。
「まんが」を読むことを通じ、その事を理解し、かつ自分で『物語』を紡げるようになるのが、まんがコースの目標の一つです。
Film, Imaging Arts and Animation Course
映像表現の手法は大きく「実写」と「アニメーション」に分かれており、各々の手法で用いられる技術や機器、表現方法にはさまざまなバリエーションがあります。また、技術と同じく重要となるのは、ストーリーや登場人物(キャラクター)を創造する企画力・演出力です。
本学では、これら映像表現の基盤となる文化的知見と技術的基礎知識を学び、ネットワークで結ばれた現代社会に映画・映像作品が与えるインパクトを考えた上で、自らの作品を発表していく力を身につけます。
幅広い映像制作を体験することで、新たな複合的表現を提案することのできる映画監督や映像作家、アニメーターなどの養成を目指します。
Computer Graphics and Game Design Course
CG(コンピュータグラフィックス)はゲームや映画、CMなどさまざまな表現に用いられる技術であり、現実をも超えるような臨場感のある世界をつくり出すことができます。
本学ではC G制作に必要なモデリングやアニメーション制作などの基礎的技術から、最新のゲームエンジンを用いたインタラクティブなコンテンツ制作までの指導を行います。
CGの制作技術とともに造形、色彩などの美術の基礎を学んだ上でゲームデザインへの展開を行うことで、CGの枠にとどまらない複合的な表現力・創造力を身につけることができます。